HOMEスタッフブログ

お月見
2020月09月22日

いつもご利用ありがとうございます。宴会担当の小林です。

9月で私が思い浮かべることといえば、月を眺めながら食べるお月見団子です。
いつも食べるだけ・月を見るだけのイメージしか私には無かったのですが、どうしてお月見は広まり、
又どんな歴史があるのか、ふと気になったので今回深く掘り下げてみようと思います。皆様どうぞお付き合いくださいませ。

【  十五夜の月見が盛んになったのは平安時代。859~877年ごろに中国から伝わり、貴族の間に広まりました。
その頃は風流な催し物として水面やお酒に映る月を愛でていたようです。庶民に広まったのは江戸時代ごろ。
収穫の時期ということもあり収穫祭や初穂祭の意味合いが大きかったようです。
今では1年の中で最も空が澄みわたる旧暦の8月に、美しく明るい月を眺める行事として親しまれています。 】
※今年は新暦10月1日が15夜です。

「月が最もきれいに見えるのは秋」というのには実は科学的な根拠があります。大きく分けて2つあるようです。
1.秋は空気が乾燥しているため水蒸気量が少なく大気がぼやけずクッキリ見える。
2.月が比較的高い位置にあるため地表付近のちりや明かりなどにじゃまされず綺麗に見える。
この二つに当てはまり、尚且つ過ごしやすい季節も相まってお月見という風習が広まったのかもしれませんね。
ちなみにお月見の際よく見る団子は月を表しており、収穫の感謝を表しているそうです。

普段当たり前に楽しんでいることでも、そのことをより詳しく知ることで、いつもより楽しめるのではないでしょうか。
個人的な興味本位から調べることが多いので申し訳ないのですが今後も気になる情報を皆様にお伝えできればと思っております。
さてお月見でも秋を感じることができると思いますが、実は倉吉シティホテルでも松茸など今が旬の食材を使った料理をお出ししており、秋を感じてもらえるようになっております。スタッフ一同皆様のお越しをお待ちしております。